飢餓になったら

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森の中で道に迷って、食べ物がない!どうなる?
体内(主に肝臓や筋肉)に蓄えられている
グルコースやグリコーゲンは、いずれなくなる。
(通常の活動で15~20時間、マラソンレースでは3時間)
しかし、脳は、グルコースしか使えない。
次に何が起こる?

人間は、ブドウ糖を原料とするグルコース代謝と、
脂肪を原料とするケトン体代謝から
主なエネルギーを得ている。
長い間食べられないと、
体でのエネルギーの作られ方が変わる。
まず、肝臓の糖新生経路は、
タンパク質からグルコースをつくることができる。
さらに飢餓が続くと、ケトン体の異化から
エネルギーの50%以上が作られるようになる。

40日の飢餓によって、代謝は1日にタンパク質の
25gと脂肪の180gを使うことで安定する。
十分な水が手に入る限り、普通の人はこの状態で
数ヶ月生存できる
(脂肪をより多くもっている人はより長く生存できる)。
※自分の身体で試そうとはしないでください。


(参考:「第4版マクマリー生物有機化学 生化学編」、菅原二三男)
(写真:金閣寺内のお賽銭)