○○物語

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西尾維新さんの「○○物語」の本はいくつか読んでますが、
どれも面白かった気がします。
※不適切な描写が含まれてる部分もありますが。

「いつでも、どこでも、誰とでも、
ずっと同じ性格で通せる奴なんで、
いたらそのほうが異常だと思うけれどね。

―その日、体調が悪ければ、
口のききかたは乱暴になるかもしれない。
電話を受けたとき寝起きだったら、
ぞんざいな対応を取ってしまうかもしれない。
晴れてるか雨が降ってるかで、
バイタルも変わってくるかもしれない。
孫が誕生した瞬間だったら、
許しがたい巨悪さえ許せるかもしれない。
余所でしくじった直後で、
埋め合わせをしたい気持ちかもしれない。

誰しも感情があるし、たとえなくても、状況はある。
常にフラットでいるなんて、不可能だよ
しかも、受け取り手にもコンディションはあるしね。
聞くほうに聞く気がなければ、
どんな箴言も戯言だよ。

そして誠に残念なことに、
こういう事実は何ら言い訳にならず、
僕達は、それらすべてをひっくるめて、
己自身として背負わなくちゃいけないんだ」


(「撫物語」、西尾維新)

最後の一文は本当、そうですよね。

写真は、山形の山寺です。